段(レイヤー)の入ってない重めの髪型でも、動きって出せないものですか?
鹿児島 中央駅 徒歩7分
西田 本通り沿い 兄弟で営む美容室「粧屋」
(マンツーマン施術にて営業)
弟のかわなべひろきです
(趣味は音楽を作ることですこんにちわ)
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先日、お客さまがこんな話を
「以前はハネないように、おさまりが良いようにということばかり考えてたんですけど、最近はちょっと、髪が楽しくなってきて、少し動きをつけたいな!って思うんです」
担当させて頂くようになってから、半年とちょっと。自分の髪に対する意識や考え方が変化してきたと言ってくださり、僕としてもすんごく嬉しいです。
おさまりの事しか考えていなかったのが、スタイリングにも挑戦して動きをつけてみたいな!と、コレって結構な意識の変化ですよね。
髪が楽しくなってきた!なんてサイコーのご感想です。ありがとうございます。
では、今日は、「動きのある髪」について触れてみたいと思います。
チェケラ〜
動き(軽さ)を握る鍵
軽さを感じるものには動きを感じやすいです。逆もまたしかり。
鍵はいくつかあります。
- 段(レイヤー)の入れ方
- すき方
- ストレートより、ゆるふわ
- 黒髪より明るい髪
上の2つに関しては以前の記事をまずはご参考に。
段(レイヤー)入れて、適度にすいてあげると軽く、動きを出しやすくなります。
また人の目は、直線的なものより、曲線的なものに動きを感じやすいです。
ですから、ストレートヘアよりはパーマやコテで巻いたほうが動きが出やすい。
そして、黒色は重くみえる特徴がある為、少しだけ明るくしてあげるだけでも、大分軽やかに動きのある見え方をします。
と、ここで疑問が…
じゃあ、
段がほとんど入っていない、髪型じゃスタイリングしても動きを出すのは無理なの?
(段を入れたくないんだけど、ちょっと動きは欲しいなんて、わがまますぎる…?)
それに関しては、確かにレイヤーのスタイルに比べれば動きを表現しづらいです。
が、あきらめるのはまだ早い!
(打つべき手はありまっせ!)
例えば同じ段の入ってないボブでも、カットの工夫でスタイリングをした時の動きの出しやすさは変わります。
鍵になるのが、「すき方」なんですが
ちょいと解説しますね。
出ておいで〜僕の可愛いウィッグちゃん〜
はい!
出てきました。全然ボブじゃないんですけど、あくまで「すき方」の解説をしますね。
(学生時代に練習で使ってたのを押し入れから引っ張り出したので、首に「川辺」とあるのは見逃してください。)
これですね、頭の右半分と左半分で長さは同じなんですけど、すき方が違うんです。
で、これにワックスをつけてテキトーにスタイリングしてみましたのがこちらです。
ね?もう一度
ビフォー
アフター
明らかに、向かって右側の方に軽やかな「動き」を感じませんか?
具体的なカット技法には触れませんが、ボブでもミディアムでも
絵筆のように、先細りになる毛束を作るようにすいてあげるとスタイリングがしやすく、動きをつけやすくなります。
(根元が太く、毛先が細くなっていくようなイメージ)
さっきのウィッグの毛先を見てみると、ちょっとずつ先細りになってますよね?
(さーせん…意外と分かりづらいね…)
あまり毛先をペラペラにしすぎると、パサつきやすくなったりもしますが、
バランスよくこの絵筆のイメージで、毛束を作っていくと、
同じボブでも、スタイリング剤をつけた時に
- 表面に毛束感ができる
- 髪が揺れやすくスキマ感がうまれる
- コテで少し巻くだけでよく動く
といっことが起き、
重いデザインの中にも、軽さや動きを演出することができるんです!
終わりに
毎日の生活の中で楽しみが1つ増えるって、めっちゃ良いことですよね。
髪もどんな美容師が担当するかで、お客さまの普段の髪に対する考え方や手入れの仕方が変わります。
それだけにとても責任を伴う仕事ですが、良い反応を得られた時は本当に嬉しいものです。
美容師は、「髪型」だけでなく「お客さまの髪に対する向き合い方」もデザインする仕事だなぁ、と感じております。
まだまだ日々精進です。
お客さまより頂いたご感想はこちらにまとめてあります。
最後まで読んでくださりありがとうございます^ ^
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