軽さを出すって、梳(す)くということですか?
鹿児島 中央駅 徒歩7分
西田 本通り沿い 兄弟で営む美容室「粧屋」
(マンツーマン施術にて営業!)
弟のかわなべひろきです
(くせ毛美容師ですこんにちわ)
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では、本題に
お客さまとの会話の中でこんな質問が、
「軽さを出すってどういうことなんですか?梳くってことなんですか?」
たしかに、一口に軽さを出すって言っても、
「梳くこと」なのか、「短くすること」なのか、用途がいくつかに分かれますので、今日はこれについて触れますね。
一般的には、
- 梳(す)いて量感を減らすこと
- 段(レイヤー)を入れること
この2種類に分かれます。
それぞれ用途と仕上がりが大きく異なっており、どちらが良い悪いではなく、適材適所の使い分けが大事になってきます。
少し細かく例のかわなべ画伯の「ザックリ図解」で説明しましょう!
梳いて量感を減らすことで軽さを出す
ではまずこっちから、説明。
少し大げさな図を用意します。
このように前髪が重いと感じる場合。
(髪の重なりが厚く、前髪が重くなっています)
梳いて量感を減らすアプローチというのは、
すきバサミを使ったりして、毛先の任意の位置をカットすると、下のように、
毛先の「髪の量感」が減ることで、軽さが出ました!
もう一度見てみましょう。
これが
梳いて量感を減らすことで軽さを出す
ってことです。
レイヤー(段)を入れることで軽さを出す
まずレイヤー(段)を入れるとは、上からかぶさってくる髪の毛をカットすることで、髪の重なりを薄くすることを言います。
さっきの同じこの状態
この前髪を上に持ち上げると
こんな感じになっており、上から被ってくる長い髪の毛だけ切り落とすとこうなります。
かぶってくる髪が短くなり毛先の「厚み」が減ることで、軽さが出ました。
髪の重なりが薄くなるんですね。
もう一度
これが
レイヤーを入れることで軽さを出す
です。
梳いた場合と見比べるとこんな感じ
ね?同じ軽さを出すでも、中身が違うんですよね。
前髪を例としましたが
これは、全体のカットでも同じ原理で軽さを出すことができます。
「梳く」「レイヤーを入れる」
それぞれに用途も違えば、メリットとデメリットがあり、どちらが良い悪いではありません。どちらも使う場合がほとんどですし。
狙ったデザインや、質感、から逆算して、どちらで軽さを出すべきか?
を考えますし、また
髪質によっての使い分けもかなり重要
だと思っています。
「ここ重いから梳いとくか〜」
ではなく、この重さを取るには、
「梳いて取るべきか、レイヤーで取るべきか?」
そんなことを常々考えながらお客様の髪に向かっています。
一口に「軽さを出す」といっても、このあたりの判断は美容師それぞれになってくると思いますし、仕上がりも変わってきます。
(適材適所っちゅーこっちゃ!)
おわりに
細かいことを言うと、髪の量感を減らすにも、今日は触れてない他の方法もあります。あくまで今日は「典型的な話」のみに触れています。
ただほとんどお客様にとっては、そんな技法の話はどーでもいいと思うんです。
こちら美容師が勝手に判断してすべきこと。
大事なのは、
「軽くしたい」
というオーダーの真意。
- 量感を取りたいのか
- 毛先の厚みをなんとかしたいのか
- 動きが欲しいのか
そういった部分をきちんと汲んだ上で、髪に向き合っていきます。
それでは、
今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございます^ ^
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