アホ毛が気になる…そんな時は!

鹿児島中央駅徒歩7分。
兄弟で営む美容室、粧屋。




弟のかわなべひろきです。
(毎度!ブログ訪れていただき、ありがとうございます!)


今日は

気になるアホ毛 

について触れていきます。



アホ毛って?

画像でお見せしますね!

こちら、ウィッグではありますが、髪型の表面にホワホワ〜っとした毛が出ていますよね?




もう少し寄ってみましょう。
ほらほら、これこれ。

表面に髪の毛がホワホワ〜っとしています。

程度は人によっても様々ですが、

これが、アホ毛です。



アホ毛があると、
  • まとまりが悪い
  • ツヤが無くパサついて見える
ので、実際には髪の毛があまり傷んでなかったとしても
  • 傷んで見える
といった事になってしまいます。
大事な事なのでもう一度言います。

実際には髪の毛があまり傷んでなかったとしても、傷んで見えるんです。


これってとてももったいないですよね?
なんとかしたい。



原因を知ろう!

アホ毛の原因はいくつか考えられます。

ちなみに、どれか一つでアホ毛になっているというよりは、いくつもが複合的に原因となっていることがほとんどです。

では、見ていきましょう。

  • 元々の髪質
  • 毛周期
  • カット状態
  • カラーやパーマなどの薬理的ダメージ
  • タオルドライ、ブラッシングの仕方
  • 寝相

などです。



原因ごとに解説します

まず
  • 元々の髪質 
  • 毛周期
クセでアホ毛が出やすい方がいます。
元々ホワホワ〜っとした乾燥毛の方などもこれに該当しますね。髪質によるアホ毛。


また、毛周期と言って髪の毛には生え変わりのサイクルがあるのですが、このバランスがおかしくなるとアホ毛が出やすくなります。

他の髪に比べ、寿命が短くなった髪が伸び切らずに、ポワポワ〜っと浮いてしまい、アホ毛になることがあるのです。
(長い髪の中にある短い髪が浮いてしまう状態)

ちなみに、毛周期が崩れる原因には、ホルモンバランスなどと言われたりもしますが、細かいところまではあまりよく分かっていません。

ただ元々、髪の毛は毎日100から150本生え変わると言われているので、毛周期のバランスが大きく崩れずとも、伸びかけの髪がアホ毛として目立ちやすい方も少なくないです。




次に、
  • カット状態

ヘアスタイルの表面になる髪に、むやみやたらな「すき」が入っているとアホ毛が出やすくなります。美容師のすき方によるアホ毛。
(すきバサミでシャカシャカやり過ぎ注意)


長い髪に比べ、短い髪は立ちやすいし浮きやすい。重さも軽い。
短髪の人って髪立ってますもんね?


髪をすくと、長い髪の中に短い髪ができます。
この短い髪が、長い髪の間からホワホワ〜〜っと顔を出してアホ毛になります。

こうして、
すいたことによってアホ毛ができるのです。


どこかのタイミングで急にアホ毛が気になるようになってしまった、という方はカットが原因の確率が高いです。


そして、この「すき方」でアホ毛に悩まされてる方は本当に多いです。

僕はカットする側としてそこはとても神経を使っています。



(そう言えば…担当の美容師さんが変わってから…アホ毛が気になりだしたような……)

ってなってませんか?…。




  • カラー、パーマなどの薬理的ダメージ

カラーやパーマで傷んだ髪がしなやかさを失ったり、パサつくとアホ毛になりやすいです。

お肌に、敏感肌という表現がありますが、
僕は、髪にも「敏感髪」があると思います。

同じカラーをしても、一回のカラーで結構なダメージを受けてしまう「敏感髪」な方は要注意なんです!



  • タオルドライ、ブラッシング
  • 寝相
ここは、簡単にいうと、物理的な摩擦によってできるアホ毛です。

お風呂上がり、ゴシゴシと髪の毛をタオルでやりすぎたり、
あと、ブラッシングも過度にやると、髪の表面のキューティクルが傷ついてしまいます。

寝相も摩擦による、髪のダメージにつながり、これらがアホ毛を作ることにも一役買ってしまいます。



解決策

まずは、スタイリング剤やヘアオイル(アウトバストリートメント)などの力を借りる事です。


簡単に言うと
スタイリング剤は、のりづけする「のり」
ヘアオイルは、重さを与える「重り」

どちらか一方だけ使ってみるのもいいですし、物足りない時は併用してもいいです。


軽くて散れやすいアホ毛に、

重さを与えてのりづけするイメージです。


(選択肢もさまざま)


でも、
どーゆうの選べばいいのかな?
と言う場合は、髪質に合ったものをお店でご提案しますよ。
(説明はしても、押し売りはしません!)
 
ちなみに、これらを使用する際は、毎日のシャンプーでしっかりと髪をクレンジングするイメージで洗ってあげましょう^ ^!




スタイリング剤は使いたくないなぁ…

そんな方々は一番手っ取り早いのが


縮毛矯正です。


全体のくせ毛をストレートにするという訳ではなく、
あくまでアホ毛対策であれば、ヘアスタイルの表面になる髪だけ縮毛矯正をかける事をオススメします。


下の図をご覧ください

(図、ちっさいかな…)

ヘアスタイルの表面になる髪は、頭頂部分から生えています。


カッパのお皿に当たる部分から生えている髪が、下に落ちた時にヘアスタイル全体を覆うフタのような格好になりますよね?


ですから、この部分だけ縮毛矯正をかけてあげると、アホ毛が抑えられ表面が整いツヤが出るんです。


もう一度図を見てみましょう。


イラストの彼女も、気になるアホ毛に不満げでしたが、スッキリとした表情になりましたね^ ^


頭頂部の髪だけ縮毛矯正なので、
過度にボリュームがさみしくなったり、また、毛先のシャキーーン感も回避できます。


縮毛矯正しなくていい場合もあります

先にあげた、原因のうち、
元々の髪質
毛周期
でアホ毛が出てしまっている方は、スタイリング、または、縮毛矯正しなくては解決は難しいですが、


カットによるすき方
カラー、パーマのダメージ
日々の物理的な摩擦

が主な原因の場合は、ゆっくり時間をかけて
原因を省いていけば、アホ毛が減っていきます。



カラー、パーマは極力ダメージの少ないやり方で。


タオル、ブラッシングも優しく。
 ちなみに、毎日のブラッシングは、
こーゆう、毛がワシャワシャーってなってるヘアブラシより、
こーゆう、コームの方がキューティクルを傷めにくいです。できれば粗歯のコームがおすすめ!


最後、寝相は……ガムバってください…笑。


あと、お客さまが家で解決策としてできないことに「すき方」があります。

一度短い髪を作ってしまうと、それが伸びるまでじっくり待たなくてはいけません。


表面の髪を、アホ毛が立つようなすき方をしないように地道に伸ばしていきつつ、毛先をカットしていけば、先々減っていきますよ!

長さにもよりますが、ロングの場合は年単位で構える必要があります。




まとめ

アホ毛の対策方は

  • スタイリング剤、ヘアオイル等を使う
  • 表面の髪だけ縮毛矯正をかける
この二つがとにかく手っ取り早いです。

原因によっては、これらに頼らず時間をかけてじっくりいける場合もあります。
その場合、

  • カラー、パーマはダメージの少ないやり方で(担当の美容師さんと相談しましょ)
  • カットのすき方(これも美容師さんと相談)
  • タオル、ブラッシングは優しく
  • 寝相をよく(笑)

以上のことに気をつけて、
アホ毛のない快適なヘアスタイルを手に入れましょうっ^ ^

お店では、ひとりひとりの髪を見て適材適所で対策をアドバイスいたしますからね!


ではでは、
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!


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