髪がハネる悩みを解決する方法!
鹿児島中央駅徒歩7分。
兄弟で営む美容室「粧屋」。
弟のかわなべひろきです。
(こんにちわー)
いやー、ビールが美味しい季節ですね。
みなさまいかがお過ごしでしょうか?
今日は、髪のお悩みで多い、
「ハネるんです〜」
について。
お客様によく言われます。
「ハネないようにカットしてください」
お客様の伝える「ハネない」には前提として、
お風呂から上がってバーっと適当にドライヤーしただけで…
とか、
なんならドライヤーすらせんでも…
と言ったように、手間をかけなくてもハネないようになりたいというのが正直な胸の内ではないかとお察しします。
では、
これについて触れていきます。
まず結論からいきますね。
無理です。
でたーーー。
毎度、夢のない話をさせたらブッチギリですね僕は。
しかしですね、思い返して欲しいんですよ皆さん。
これまで、何人の美容師さんに、何回、「ハネないように」と注文して来ましたか?
それでハネなくなりましたか?
この記事を読み進めているというあなたは、
(多分)今までその注文実現したこと無いと思うんですよね。
美容院では、ブローやアイロンなどで仕上げてくれたからハネなかったけど、一度シャンプーして自分で乾かしてみたら……?
なんだ…やっぱりハネてる…
って、なりませんでしたか?
確かに言われてみればそうだな、と思ったあなたにお伝えします。
カットでハネをなんとかするのは無理だからなんです。
ハネる原因
まずは皆さん、なんで髪がハネると思いますか?
クセでしょ?
正解です。
じゃあ縮毛矯正かけて、クセを無くしたらハネないよね?
とは、ならないんですよね。
縮毛矯正かけてもハネる時はハネる。
要するに、
ハネる原因は一つでは無いということ。
以下に原因となるものを挙げます。
- くせ
- 毛穴の向き
- 髪の断面の形状
- 髪の長さ
- つむじの向き
- カット状態
- 骨格
- 寝ぐせ
- 乾かし方
などです。
補足します。
毛穴の向きですが、
頭皮にペタっとひっつくような感じで根元が寝てるところはハネやすいです。
根元が立ち上がっていた方が実は毛先はハネにくいのです。
断面の形状ですが、毛髪を輪切りにした場合キレイな円形をしている方もいるのですが、
多くのの方は、楕円、または、ぽこぽことイビツな形をしています。これも髪のくせやハネの原因になります。
髪の長さについて、坊主頭って髪が立ってるけどハネてはいないですよね?
坊主頭の人が髪のハネで悩んでるの見たことないですもん。
ハネるスキすら髪に与えてないからなんですが、一方で肩にちょうど当たるくらいの長さは、ハネます。
カットでハネをなんとかするのが無理と言いながら、カット状態をハネの原因にあげてるのは矛盾を感じる方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、上からかぶる髪に厚みが無かったり(この点、文だけではちょっと伝えづらいです)、毛先をバッサバサに梳かれ過ぎたりというカットでは、ハネを助長したり作ってしまうことがあります。
もちろん、そうならないためのカットを心がけています。
他の点は、なんとなく想像つくんじゃないでしょうか?
僕自身、天パーで毛先ハネまくりなのも、
ここにあげた原因のいくつもが該当しているからです。
解決法
以上を踏まえて、なんの手間もかけずにハネのお悩みをなんとかする、
たった2つの解決法
をご紹介します。
- ハネるスキを与えない短さにする
まずはこれです。
先に触れました、坊主にしたらハネで悩む必要はまず無くなります。
それがどれくらいの長さになったらハネ出すかは、個人差があります。
僕の前髪は眉上ですが、クセや毛穴の向きの影響で、バンバンハネまくってます。
ミディアムで跳ねても、ショートならハネなくて済む髪質の方もいるかもしれません。
とにかく、自分の髪がハネない長さに設定することが、まず1つ目の解決法。
ちなみに、それがどれくらいの長さかは実際に切ってみなくてはわかりません。
そして2つ目
- あきらめる
これです。ガチです。
あきらめて受け入れる。
あ、ハネるモノなんだ…と。
無理なんだ…、と。
赤塚不二夫先生の言葉を借りるなら
「これでいいのだ〜」と。
(せっかくここまで読んだのに報われないな〜)
って思わないでくださいネ^ ^
どちらの解決法も厳しいという方は、
コテやアイロンでしっかりとスタイリングする以外に方法はありません。
ラーメンを出さない、うどん屋
僕は、ハネに悩み続ける人が絶えないのは、原因や解決法を正しく伝えている美容師が少ないからなのでは…と思ったりもします。
僕がお客さまに、いまここにまとめたようなことをお話しすると、「えー知らなかった…」「初めて聞いた…」という反応が多いですし。
ちなみに、
ハネはカットでなんとかできるという考えの美容師さんは別です。
いままで、
「ハネないようにカットしてください」
と注文して
「はい、分かりました〜」
と言ってカットされた結果、ハネてる。
こうゆう経験をお持ちの方って少なくないのでは…。
僕は事前に、あるいはカット中、早い段階で、ハネの原因とカットでできること(無理とは言いながらもカットでなんとかしようという気概はあります)をお伝えしています。
正しくお伝えすることが大事だと思うからです。
できないことを、原因にも触れず、できないとも言わず、やった後でできてないって単純に僕はヘンだと思いますし。
例えば、うどん屋さんに入って、
「ラーメン食べたいんですけど」
と注文して
「はい、かしこまり〜」
と言われ、(なんだここラーメンもできるんだ!)と思わせといて出されたのがうどんだったら
やっぱりできないんかい〜っ!
うどん作る前に先に教えんかい〜っ!
ってなりますよね?
僕はハッキリお伝えします。
「うちは、ラーメンできませんよ!」
今日も最後まで読んでくださりどうもありがとうございました。
また次回をお楽しみに〜^ ^
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
鹿児島中央駅徒歩7分。
兄弟で営む美容室「粧屋」。
メニューはこちらにまとめてあります。
お電話からもご予約ができます^ ^
0コメント