引き算のヘアケア「ヘアカラー後編」

鹿児島中央駅徒歩7分。
兄弟で営む美容室、粧屋。


弟のかわなべひろきです。
(こんにちわ〜。ドリーミーな画質で失礼します〜)

では、前回の続き、
ヘアカラーについて触れていきます。


使用する上で、髪や頭皮へのダメージが色々と心配なヘアカラー。

では、具体的にどうやって付き合っていくのがいいのか、おすすめの方法を。

カラーにおける引き算とは!!!


(ダメージなんか全然気にしないわー!って方はあんまり読む必要ないと思います^ ^)



暗めを選ぶ
ヘアカラーにおける髪のダメージは、主に、
脱色(ブリーチ)することで、起こります。

同じ、染めるでも、明るさも色味も様々。
(美容室でこんなの見たことありますよね?)

明るさの尺度を「トーン」と呼んでいて、
写真の毛束は左から右へ、
1トーンから20トーンとなっています。
数字が大きいほど明るいんですね。


そこで、カラーを選ぶときに、

自分が許容できる範囲内で暗めを選択する。

つまり、

なるべく脱色しなくていい明るさを選ぶ

ことで、ダメージは少しでも減らすことができます。白髪染めもオシャレ染めも同じです。


おすすめの明るさ

僕の個人的なオススメはオシャレ染めなら8トーンの明るさです。


(日本人の一般的な黒髪が4か5、地毛が茶髪っぽい人で6くらい)  


僕が8トーンを推す理由は
  • ダメージが少なくて済む
  • ツヤ、しっとりが保たれる
  • 染め感、色味がわかる
  • プリンが気になりにくい

などです。
以下補足…

ダメージは無いということではなく、あくまでも相対的に少ないということです。
僕個人の感覚的な話になりますが、10トーン以上になると、いきなり手触りがガタッと落ちる感じがします。8は安全圏。


色彩学的に、髪色は明るくなるほどに、パサついた、ドライな質感になります。それを敢えて狙ってのハイトーンならアリですが、不本意に髪がパサついてツヤが出ないのは避けたいですよね。


せっかく染めたのに誰にも気づかれなかったり、アッシュやマットなどの、色味が肝なカラーにおいては、6や7だと暗くて分かりにくいことがあります。
また、10より上になるとカラー剤に含まれる染料自体が少なくなるので、色味が薄かったり。8トーンはその点においてもバランスが良いです。
(色の入りは髪の素材にも左右されるので、絶対こうだ!ということではないですからね)


そして、プリンが気になりにくいというメリットもあります。
プリン頭は、だらしない、とか、老けた印象を持たれやすいと言われているのでここも避けたいところ。
(なんか、プリン食べたくなってきた…)

 
ということで、僕は
「お任でいいです〜」
と、お客様に言われたら、8トーン以下の明るさでその方に似合う色味を考えてカラーすることがほとんどです。


そして、次に、
もう1つのカラーの引き算が



カラー材を頭皮にベタ付けしない

カラー材が頭皮につくことさへなければ、頭皮へのダメージはありません。

前回のブログで触れた、

痛み、ただれ、薄毛、アレルギー、発がんのリスク

を減らすことができます。


僕はお客様のカラーをするときに、ベタ付けしない為に、根元ほんの1ミリほど(伸びる日数でいうと約3日分)外すようにしています。

生え際など毛の柔らかい場所などは、コームの先のがチョンチョンっとつく事はありますが、それでも、一般的なベタ付けカラーと比べれば、段違いに頭皮は守られます。
 

現に、僕がカラーをして、
  • いつも痛いのがなかった 
  • かゆくならなかった 
  • しみない
といった声をいただいたことが何度もあります。このような方は、特にオススメです。


ただ、デメリットとしては、
約3日かけて伸びる分は根元が残ります。
白髪染めならそれだけ次に染めたくなるのが早いということがあります。


それでも、頭皮にベタ付けしたくないんだす!

(想いが強すぎて噛んどるやないか!)


特に白髪染めのお客様は定期的にカラーをされます。
平均で1.5ヶ月に1回くらいとして、
そんな方の年間のカラー回数は8回。

先5年間でなんと40回にもなるんです。



この40回を毎回頭皮ベタ付けでやるのか否か。
僕は5年後の髪の豊かさ、絶対変わると思います。ほんとに、ハゲますて…。 
「さいとうさんだぞ〜」て言って明るく笑い飛ばせますか?


ですので、デメリットがあるとは言え、今後もベタ付けはしません。 
ここで一句だけ詠ませて頂きます。

守りたい  あなたの髪と  頭皮とか…

(ひねり無しかい!)


ちなみに美容師は、カラーを塗るときに手肌を守る為にグローブをします。 
(よく見ますよね、この手袋)

自分の手は守っておいて、お客さんの頭皮はベタ付けなんて、ヘンじゃないですか…。



まとめ

と言うことで、
カラーにおける、髪と頭皮への負担の引き算とは、

  • できるだけ暗めのカラー
  • 頭皮につけない

この2点を抑えるだけで、髪も頭皮もウンと喜んでくれること間違いなしです!
今後美容室でカラーをされる時の参考になれば幸いです。

ちなみに、頭皮につけるつけないは、美容師にもよります。


それと、

自宅で自分でのカラーは絶対にオススメしません。


ハイパワーな薬剤を、頭皮にベタ付けで、しかもムラだらけの仕上がり。
これだけのハイリスクなんだから、金額的にも逆に高くついてる気がしますよ僕は。


それでは、今日も最後まで読んでくださりありがとうございました^ ^




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