カラー後のかゆみ、これって大丈夫なんですか?
鹿児島 中央駅 徒歩7分
西田 本通り沿い 兄弟で営む美容室「粧屋」
(マンツーマン施術にて営業)
弟のかわなべひろきです。
(やってるやってるーっ!)
そんな方々の中にこんなお悩みをお持ちの方が一定数います。
カラー後のかゆみ…
これ、大丈夫なのかなぁ…
かゆくなる方がいらっしゃるんですよね。
もしあなたもその一人なら、心配に思ったことはありませんか?
甘く見ると、大惨事に…、
ということもありますので、
今日はこの点について考えられる原因と対処法をお伝えします。
ちなみに、ヘナや、マニキュアなどではなく、一般的なヘアカラーに関して触れます。
では、
チェケラ〜〜
(今年もいくでーっ!)
考えられる原因
- ジアミンに対するアレルギー反応
- その他の化学物質による接触皮膚炎
などが考えられます。
ちょっと解説しましょう。
ジアミンに対するアレルギー反応
カラー剤の中に含まれる成分「ジアミン」はアレルギーを引き起こします。
(パラフェニレンジアミン、とか、代用品としてパラアミフェノールなどもある)
軽度のアレルギー反応として、「かゆみ」が出ることがあるんです。
ただし、「かゆみ」で済んでいるうちはまだマシだと思ってください。
ひどくなると、顔を含む頭部がパンパンに腫れ上がったり、呼吸器系の障害などを引き起こすこともあります。
(アレルギーはいややー)
その他の化学物質による接触皮膚炎
カラー剤にはジアミンの他にも、
「アルカリ剤」や「過酸化水素」などの、酸度(アルカリ度)が極端な刺激性の化学物質がたくさん含まれます。
これらが皮膚に着くことによって生じる炎症を「接触皮膚炎」と言います。
これによって、かゆみが生じる事があります。かゆみだけでなく、湿疹を伴う、いわゆるかぶれですね。
(かぶれもいややー)
では、対処法に
- カラーをする場合は頭皮につけない
- カラー後はしっかり流す
- 皮膚科でパッチテスト
- ヘアマニキュアなどのカラーに変える
などです。
これは度々触れている事ですが、
とにかく頭皮にカラー剤がべったり付かないようにする。粧屋はこのやり方です。
そして、カラー剤が残留しないように、しっかりと流す。
このやり方でも、
シャンプーで流す時に、頭皮についた薬剤でかゆみを生じる方がいらっしゃいます。
(流す時に頭皮に着くのは、避けられません)
その場合、自己判断で大丈夫大丈夫!と決めつけずに、
皮膚科でパッチテストしてもらいましょう。
病院の先生からNGが出た場合は、カラーを控える必要があります。
ただし、一般的なカラー剤に含まれる化学物質が原因でかゆみが出ている場合は、
「ヘアマニキュア」や「ヘナカラー」などに切り替えることで、安全にカラーができる場合もあります。
それぞれに、メリットデメリットがありますのでそれは別の機会に触れます。
粧屋では、ヘアマニキュアでの施術をしています。
以上が、対処法として代表的なものになります。
(安全第1ですよ!)
おわりに
カラー剤の危険については、何度も何度も当ブログでも触れてきましたが、
特に初めてご来店される方にこういったことを伝えると、
「え?そうなんですか!知らなかった…」
という反応が返ってくることもまだまだ少なくありません。
(えー!それほんとにー!)みたいな。
それくらい、一般的な認識というのは低いんですね。簡単に言うなら、甘く見てしまっているんです。
頭皮と髪の健康こそ、本質的な髪の美しさに必要不可欠だと僕は思います。
これを守る為には、「正しい知識」がまずは絶対に必要です。
心配なことを自分だけで判断しようとしていませんか?
できれば信頼のできる髪のプロである美容師に相談しましょう。
その他、髪の疑問、質問ございましたら、当店でもLINEよりお受けしております。
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それでは、最後まで読んでくださりありがとうございます^ ^
過去記事ですが、カラーにまつわるあれこれは、こちらからどうぞ。
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