傷まないとすすめられたカラー、でも傷んでいるような気がするんですけど…?
鹿児島 中央駅 徒歩7分
西田 本通り沿い 兄弟で営む美容室「粧屋」
(マンツーマン施術で営業)
弟のかわなべひろきです。
ご質問をまとめると
- ここ2.3年、オーガニック(ハーブ)カラーをしている
- 髪が傷まない、とすすめられたが傷んでいる気がする
- カラーでの傷みなのか、髪質の変化なのか疑問に感じている
といったところでしょうね。
今日はこれについて、僕の考えをお伝えします。
美容師にはそれぞれの考え方がありますので他を否定するわけではなく、あくまで僕が勉強したり実験で感じたことから今の結論はこうです、ということでご参考になればと思います。
(チェケラ〜ッ!)
結論から
まず、
ご質問者様の髪を見たことがありませんし、生活習慣や普段のお手入れに関しても詳しく聞かせて頂いたわけではないので、正直「髪質の変化」という点に関しては何ともいえません。
ただ、
「オーガニックや、ハーブカラーは傷まない」という点に関しては、
誤解が生じているようなので先に結論。
オーガニック(ハーブ)カラー
と、
一般的なカラー
は、ダメージに関して言うと、
ぶっちゃけ、どっちも同じように傷みます。
(ぬおー!なんやてーー!)
傷みます。
カラーで髪が傷むメカニズム
元々の髪色が、少しでも明るく染まるカラーであれば、それが、「オーガニック」であれ、「ハーブ」であれ、なんであれ同じように傷みます。
なぜなら髪を明るくする行為は、カラー剤によって
- アルカリの物質で、キューティクルを開き、毛髪内部のタンパク質が溶出する
- 髪の色素であるメラニンを破壊する
といったことが行われており、これはどの薬剤を使っても同じ、つまり、傷みます。
(あいたたたた…本当ですかいな…)
例えば
みなさんは、コーヒーは好きですか?
コーヒーには、カフェインが含まれており、これは摂りすぎると、胃痛や肌荒れを引き起こすなどの「副作用」があります。
じゃあ、このコーヒー、
オーガニックの豆を使えば「オーガニックコーヒー」
ミルクを入れれば、「ミルクコーヒー」
などに名前が変わるわけですが、では、これによって先に述べたカフェインによる「副作用」は無くなるか?というと、
無くなりませんよね?
コーヒーはコーヒー。
同じように摂り過ぎればカフェインによる副作用のリスクはあります。
これと似たような話で極端な話、普通のカラー剤に
オーガニックエキスをちょいと混ぜれば
「オーガニックカラー」
ハーブエキスをちょいと混ぜれば
「ハーブカラー」
これって髪のダメージに本質的に関わる何かが変わるかって言うと、そうは考えにくいです。
ネーミングによる差別化
オーガニックカラー、ハーブカラー、
って、なんかめっちゃナチュラルで安全そうな響きです。
特にそういったワードに弱いナチュラル志向の方には、魅力的に聞こえるかも。
でもそれは、あくまでイメージです。
今回ご質問頂いた方も、お話を少し伺うと、
「オーガニックカラーで明るめに染めていた」とのこと。
これを
「傷まないですよ!」という理屈はありませんし、肌に安全なわけでもありません。
(傷まないなんて、ナイナイ)
おわりに
誤解して欲しくないのは
オーガニックカラーやハーブカラーがダメと言っているわけではないということです。
髪の傷みに関して言うと、一般的なカラーと大差ないです。
ということをお伝えしたいまでです。
じゃあヘアカラーにおける、オーガニック、ハーブの良さって何なのか?
僕的には、
「なんか名前がオサレ」
ってことくらいかなぁと、思ってます。
(ご注意) 本文中で言及しているハーブカラーは、髪を明るく染めることができるハーブカラーのことです。
ヘナカラーのように脱色力がなく、白髪だけを染めることができるハーブカラーとは異なります。
それでは、最後まで読んでくださり、ありがとうございます^ ^
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