カットされてる時のハサミの音…実はこんな違いが!
鹿児島 中央駅 徒歩7分
西田 本通り沿い 兄弟で営む美容室「粧屋」
(マンツーマン施術にて営業)
弟のかわなべひろきです。
スパーン!スパーン!
使用する道具。段の入り方。梳き方。縦に切るか横に切るか。などの条件を全て同じにすると、
「スパーン!スパーン!」
と、カットされる時の音が勢いよく力強い方が、毛先が滑らかで術後の劣化も遅いです。
(変に力んで無駄に音を立てると言う意味ではなく、きちんと安定した力強さでカットされてるという意味で)
これは、僕は嫁さんの髪の毛を使って何度も何度も試したので、自信を持ってそう言えます。
しかも、かなり変わります!
ハサミの開閉が弱々しいと、仕上がりの段階で「毛先がすんごい引っかかる…」、なんてことも事実あります。
(もちろん、道具にもよりますからね!)
スパーン!スパーン!
イメージで言うと…
僕はこれを「薪割り」のようなイメージで捉えています。
薪割りをする時(した事ないけど笑)
斧を力強く思いっきり振り下ろした方が、スパーンと木が割れて、断面がキレイなのは想像がつきますよね?
これと同じようなことがヘアカットにも言えると思うんです。
刃を少し滑らせ気味にスパーン!と、カットするのとしないのとでは、毛先のコンディション本当に変わります。
(スパーン!)
(注)斧は「くさびの原理」、ハサミは「剪断応力」という物理学的にいえば異なった原理を使って、モノを切る(割る)のですが、そこまで話を掘ると長くなる&ややこしいので、あくまで例え話だとご理解ください。
おわりに
おんなじ事をしているようで、仕上がりに大きな差をうむのは、こういったほんのちょっとの工夫だと思います。
私が担当してもらってる美容師さん、いっつも毛先が滑らかに切ってくれる
なんて方は、是非カットされる時の音も少し意識してみてください。
スパーン!スパーン!
タンタンタンタンタン!!
と、小気味の良い、力強い音がしているかもしれませんよ。
という事で、僕はこの先もこういった細かい部分も意識しながら、お客様の髪に臨みたいと思います^ ^
今日も最後まで読んでくださりありがとうございます。
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