高温のアイロンやコテが招く髪の悲劇とは?

鹿児島 中央駅徒歩7分 
西田 本通り沿い 兄弟で営む美容室「粧屋」
(山形屋ストアさんのある通り、地球畑さん真向かい)


弟のかわなべひろきです。
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本題に

前回、コテやアイロンの使用時の注意事項をまとめました。

え?まだ読んでない?

YOU  そっちから読んじゃないなよ!

こちらからどうぞ

そして、今日はその続編。

高温のアイロンやコテによる髪のダメージでどんなことが起こるか?

についてまとめてみましょう。
では、
レッツらゴ〜



結論から 

  • しなやかさがなくなる(硬くなる)
  • カラーで明るくなりにくくなる

これらのことが起こります。
毎日、使っていて心当たりのある方は、熱によるダメージが考えられます。

(なんかそれっぽいなぁわたしの髪…)

それでは少し突っ込んで補足します。




しなやかさがなくなる(硬くなる)

ではまず、

髪の毛ってなんでできてましたっけ?


思い出しましたか?^ ^

はい、正解は、

「たんぱく質」でございます。


このたんぱく質は熱によって硬くなる性質があります。
例えば「卵」もたんぱく質ですが、ちょっと想像してみましょう。

「生卵」に熱を加えて作る「ゆで卵」「卵焼き」
卵それ自体は硬くなっていますよね!
(こんなに柔らかい卵が固まりますね)

これを「タンパク変性」とか「熱変性」とか呼びますが、これは髪の毛にも起こります。

毎日の高温のアイロンによって
「生髪」が「ゆで髪」または「髪焼き」状態になってしますのです。
これがしなやかさを失って硬くなる原因。

そしてこれは、元に戻りません。
ゆで卵が生卵に戻らないのと同じように。

未然に防ぐことがとっても大切です。



カラーで明るくなりにくくなる

これも例えばなんですけど、
お肉(たんぱく質です)を焼いてずーっとそのまま焼き続けるとどうなりますか?


イエス!ザッツライ!

焦げますね!

(焦がしちまっただよ〜)

そして、焦げついた色って「黒い」ですよ ね。この現象を「炭化」と言います。

実はこれも、髪の毛で起こります。
元々黒髪に近いと見た目に気付くことはほぼありませんが、「炭化」した髪は内部の組織自体が黒く焦げついているような状態。

こうなると、カラー剤で明るくなりにくかったり、発色が鈍かったりします。

ヘアカラーしてもなんかいつも染まらないんだよなーという方は、これが原因の場合もあります。
縮毛矯正かけてる方で、カラーがうまくいかないという方も、この原因が考えられます。

これも、元に戻らないので未然に防ぐことが大切ですね。



おわりに

髪をなるべく傷ませない、キレイに保つために一番大切なものは、 
高価なシャンプーやトリートメント、その他ヘアケア用品や道具などではなく
まずは「知識」です。

あなたが髪の毛のことで悩んだり、困ったときにきっと「知識」が助けてくれる場面があると思います^ ^

お店で、このブログで、引き続き髪にまつわる様々な情報を発信していきます。

みなさんのヘアライフに役立てば嬉しく思います^ ^

お店でもひとりひとりの髪に合ったアドバイスをさせていただきます。

それでは、今日も最後まで読んでくださりありがとうございます^ ^


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