すいてもらったら爆発したんだけど?

鹿児島中央駅徒歩7分。
兄弟で営む美容室「粧屋」


弟のかわなべひろきです。

(今年こそサーフィンデビューするぞ〜つって2年過ぎました…)


先日ご来店くださったお客様がこんなエピソードを聞かせてくださいました。


「髪の毛が重くなってきて暑かったものだから、すいてもらったんですね。そしたら、次の朝から髪が爆発状態で大変で大変で…」




これ、結構あるあるなんですよね。

特に、くせ毛や硬毛、剛毛多毛といった方は、梳き方間違えると本当に大変な思いをします。

経験ある方もいらっしゃるのでは?


梳いて量を減らしたハズなのになんで?

梳く=髪の量が減る=コンパクトにおさまる

というのがお客様の一般的な考え方ではないでしょうか?

だから、

量を減らしたのになんで爆発するの…


といった謎が生じることになります。
その謎を今日は、分かりやすく説明します!


 
梳くことの正体

髪の毛を梳くという行為は、

長い髪の毛の間に短い髪の毛を作ること

なんです。

これを量を減らす(取る)などと表現しているのです。

そして
長い髪は自分の重みで下におりる
のに対し、
短い髪は立ち上がりやすいんです。


図を

この図のように、ロングは下に、
ショートは坊主頭をイメージすれば分かりやすいですが、ツンツンと立ちますね。

ですから、梳くという行為は、

長い髪の間に、立ち上がりの良い短い髪がたくさん作られる


ということなんです。


ですから、髪質によって最適なすき方をしないと、
短い髪が長い髪を押し上げてしまい、爆発してしまったり、
ツンツンと飛び出してパサついて見えたりするんです。


おまけにたくさんすかれていると、スカスカ状態で重さを失った毛先はより一層広がりやすくなります。


これが

梳いたことによって起こる爆発の正体です




元に戻すのには?

とにかく、すいて出来た短くなった髪がまた伸びるのを待つしかありません。

状態にもよりますが、ミディアムなら1年くらい。
ロングなら2年待たなければ、ということもザラにあるので、それくらい

すいたことによる失敗は取り戻すのに時間がかかります。



今回ご来店頂いたお客様に関しては、元々のくせ毛に、すき過ぎた事が手伝っての爆発状態だったので、縮毛矯正をかけることでおさまりよくなるように施術させていただきました^ ^
(乾いた状態でのbeforeを撮影するのを忘れてしまい、濡れた状態です。)



すき方は、髪質によってが大切です。

参考記事



すいてもらうときは是非、信頼のできる美容師さんにお願いしましょう!


今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

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